涅槃会(ねはんえ)
2月第2日曜日


須彌壇上に掛けられた涅槃図

お釈迦さまがクシナガラの沙羅双樹(さらそうじゅ)の下で
入滅(にゅうめつ)された日です。
須彌壇上に涅槃図をかけ
涅槃団子をお供えして法要を行います。

涅槃図には、
お釈迦さまが頭を北に右脇を下にし
左足を右足に重ねて横たわり、
その周りには諸菩薩をはじめ、
佛弟子、国王、大臣、諸天、優婆塞(うばそく)、
鬼神、畜類などが集まって悲しみ、
また佛母マーヤー夫人が出現する様子が描かれてます。

お供えされた涅槃団子

涅槃団子はお米の粉で作っています。
単に丸めたものやいろんな形があるようですが、
宝円寺の涅槃団子は、
金太郎飴のように棒状にしたものを切ったものです。
お米の粉は、
熱くないと形を作れないので
毎年熱さに耐えて作ってます。

涅槃団子には、
食べると無病息災のご利益があり、
身につけると厄除けになると言われてます。

法要後、参拝者にお配りします。
是非お参り下さい。

梅花講員による御詠歌『大聖釈迦如来涅槃御和讃』『大聖釈迦如来涅槃御詠歌』の奉詠風景

平成21年の奉詠の様子です。 法要後のお話

お焼香風景

降誕会(ごうたんえ・お釈迦さまの生まれた日)、
成道会(じょうどうえ・お釈迦さまの悟られた日)とともに
三佛忌(さんぶっき)と言われてます。

宝円寺では梅花講の皆さんにより、
2月15日の前後の土日の一日に涅槃会を行っています。
お参りさせる方はあらかじめ日程をお確かめ下さい。

法要後のお茶


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