成道会(じょうどうえ)
12月第1日曜日


お釈迦さまが6年間の苦行を止め
衰弱した体を尼蓮禅河(にれんぜんが・現パルグ河)の流れに身を浄め、
ウルヴィラ村の娘スジャータから乳粥の供養をうけて元気を回復し、
ブッダガヤ(インド)の菩提樹の下で坐禅を修せられ、
数日後の暁の明星のまたたくを見て、
悟りを開いたといわれる日です。
降誕会(ごうたんえ・お釈迦さまの生まれた日)、
涅槃会(ねはんえ・お釈迦さまの入滅の日)とともに
三佛忌(さんぶっき)と言われてます。
本山(ほんざん)等では、
臘八摂心(ろうはつせっしん)といい、
12月1日から8日の朝まで
僧堂(坐禅堂)でひたすら坐禅をします。

宝円寺では梅花講の皆さんにより、
12月8日の前後の土日の一日に成道会を行っています。
お参りさせる方はあらかじめ日程をお確かめ下さい。

『釈迦出山像(しゃかしゅっさんぞう)』
お釈迦さまが苦行をやめ山から出てきた時の
やせ細った姿の像
梅花講員による御詠歌『大聖釈迦如来成道御和讃』『大聖釈迦如来成道御詠歌』の奉詠風景
法要後、住職のお話を聞きながら
お供えしたけんちん汁をいただいているところです。

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